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スタインウェイを運搬する時に注意すること

掲載日:2014/12/02

スタインウェイのグランドピアノは、D型であれば約500kgもの重さがありますので、運搬する際は細心の注意が必要です。
ここでは、スタインウェイの運搬についてご紹介します。

スタインウェイを運搬する時に注意すること

スタインウェイは運搬も細心の注意を払う

スタインウェイはすべてにおいて最高を求め、丹念に時間をかけて作られた逸品です。
世界中から探し求めた木材を使用した響板や、そのフォルムを形成するために14~20枚の薄板を重ね合わせて、手作業で作成するリム(側板)。これらを少しでも痛めると、音色に影響が出て、価値を損ねてしまいます。
そのため、スタインウェイでは運送技術者を厳選し、専任の調律師を同行させて、ピアノを運搬、設置します。

スタインウェイの運搬方法

スタインウェイの運搬は、D型クラスでは3人、B型以下では通常2人で運搬を行います。1階または2階、あるいはエレベーターが使えるホールなどでは、専用の輸送用トラックと移動用の台車を使用します。
個人宅に家庭用のグランドピアノを納入する場合には、2人の作業者が前後からショルダーベルトを使って人力で持ち上げて運びます。

  1. ピアノの搬出
  2. ① ピアノの屋根(蓋)を外します。
  3. ② 周囲に充分なクッション用の毛布や梱包材を用意して、グランドピアノの真っ直ぐな長尺の側面を下にして横倒しにします。
  4. ③ 3本の足を外します。
  5. ④ それぞれ梱包します。
  6. ⑤ 本体を台車に乗せるか2人でショルダーベルトを使って持ち上げて運びます。
  7. ⑥ 台車に載せ、リフトで輸送用トラックに積みこみます。
  1. ピアノの設置
  2. ① 本体を設置場所の位置に合わせます。
  3. ② 梱包を解いて、本体や周囲に傷がつかないようクッションを敷きます。
  4. ③ 本体の鍵盤から一番遠い先端の足と、右手前の足をセットします。
  5. ④ 本体を起こします。
  6. ⑤ 左手前の足部分を持ち上げておき、左手前の足をセットします。
  7. ⑥ 屋根(蓋)をセットします。
  8. ⑦ 調律、調整します。

なお、3階以上の場合やピアノの搬入経路がない場合は、レッカー車を用意して吊りあげて搬入、または搬出する場合もあります。

スタインウェイをキレイに保つために

運搬の時に傷がつくことを心配する方が多いようですが、丁寧に梱包するため、傷がついてしまうことは稀なようです。
むしろ、普段の生活の中で傷をつけてしまうことの方が多いのです。ピアノの上にモノを置かないことはもちろん、ピアノの周辺にいるときはモノをぶつけたりしないよう、注意する必要があります。

また、部屋の雰囲気をガラッと変えることができるピアノは、立派なインテリアであると言えます。スタインウェイは、その外観の美しさも魅力の一つですので、埃をかぶってしまわないよう、拭き掃除などのメンテナンスを怠らないようにしましょう。

スタインウェイを運搬する際は、信頼のおける専門業者に依頼することが大切です。
気になることがある場合は、事前にしっかりと相談するとよいでしょう。また、スムーズに運搬できるよう、下見を依頼するとより安心です。

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