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グランドピアノは購入すべき?レンタルにすべき?

掲載日:2014/10/03

ピアノを弾く方の中には、「いつかはグランドピアノが欲しい」と憧れの気持ちを抱いている人も多いことでしょう。
グランドピアノは、ピアノの中でも、その見た目はもちろん、タッチも音色の豊かさもとても優れています。

グランドピアノを自宅などで使用したいという場合には、購入する方法と一定期間の契約でレンタルするという方法があります。
どちらの選択がよいのか――それぞれの方法について、メリットとデメリットを考えてみましょう。

グランドピアノは購入すべき?レンタルにすべき?

レンタルなら置きスペースは一時的でOK

広いステージや保管室をもつホールなら問題ありませんが、自宅でグランドピアノを使用する場合、一番のネックとなるのはやはりスペースの問題ではないでしょうか?

たたみ一畳分ほどのスペースで設置可能なアップライトピアノに対して、グランドピアノは、最低でも四畳半ほどのスペースを用意しなければ設置は困難です。
小さいものでも重量が300kg近くあるので、床の補強も必要になってくる場合もあります。

さらに、グランドピアノを購入すると、その設置スペースはピアノ専用スペースとなってしまい、別の用途で使うことができなくなってしまうのは難点と言えるかもしれません。

一方、レンタルであれば、使用したい一定の期間だけグランドピアノを置くことになるので、その期間が終わり返却してしまえば、そのスペースを元の用途に戻すことができます。
例えば、音楽大学の受験や学校に通う数年間、自宅の一部屋をピアノ部屋として確保し、必要な期間だけレンタルする。広いスペースを確保するのが難しい、日本の住宅事情からも現実的な選択と言えるのかもしれません。

音楽表現が豊かで、何代にも続き豊かな音色を響かせる

グランドピアノの響きの豊かさと多彩な音色、軽いタッチ感は、無限の音楽表現が可能で、弦が短いアップライトピアノよりも、より専門的な音色を追及することができます。

実際に、ピアノ経験者にアップライトとグランドピアノを弾き比べてもらうと、「グランドピアノの方が弾きやすい」と答える人が圧倒的に多く、その要因としては、弦の長さや鍵盤の長さ、音が出る部分の違いが大きく影響しているようです。

ピアノは、定期的なメンテナンスとオーバーホールをしていれば、全盛期の音を維持することが充分可能です。
さらに、経年により音色に深みが加わり、より豊かな音色を奏でるこができます。

購入したグランドピアノは、大切に使えば子や孫の代、その後何代も続いてその音色を楽しむことができるのです。

決して安価とは言えない買い物にはなりますが、グランドピアノを購入し、メンテナンスを加えながら大切に弾き継ぐことで愛着も生まれ、その一台が家族の思い出となり、宝物となっていくのです。

修理や処分にかかるコストも念頭に

グランドピアノを購入するには、最低でも百万円前後、高いものでは数百万から数千万円が必要となります。中古品でも数百万円するものもあります。

また、購入費用以外のコストについても考えておかなければいけません。「中古のピアノをただ同然で譲り受けたが、修理費用が数十万円と高くついた」などといった経験談をお聞きになったことはありませんか? ピアノはメンテナンスにもある程度のコストが掛かるということを念頭に置いておきましょう。

レンタルの場合は、毎月の使用料と、運搬費、調律費がかかりますが、購入することを考えれば、金銭面の負担はかなり軽減することができます。

購入、レンタルそれぞれに良さがあります。上記で挙げた内容も踏まえて、自身の用途とライフスタイル、予算に合わせて最適な方法を選択しましょう。

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